おしらせ

シンポジウムの様子が掲載されました(2021年)

 去る2021(令和3)年6月22日版の中日新聞朝刊・びわこ版に先日のシンポジウムの様子が掲載されました。

掲載はカラーで、しかも私たちが感じていた「仏壇を美術品工芸品、文化財として見る視点があまり持たれていない」ということについてもしっかりと記載くださっておられます。

今後も浜壇保存会では浜壇の価値とお仏壇(お内仏)のある暮らしの大切さを広くお伝えして参りたく思います。嬉しいご紹介記事でした。

--2021/6/22

シンポジウム「湖北の信仰文化と浜仏壇」無事に終了いたしました(2021年)

2021年6月19日(土)・20日(日)と長浜市・曳山博物館にて開催の「湖北の信仰文化と浜仏壇」、おかげさまを持ちまして無事に終了いたしました。

1日目はあいにくの雨模様、2日はうってかわって気持ちよく晴れわたる天候の中、感染症対策には十分注意の上、予定どおりの開催でした。2日間とも席数が足りなくなるほどの満席でした。ご参加くださいました方には厚く御礼申し上げます。

初日は浜仏壇解体ショーに引き続き、観音ガール・對馬佳菜子さんと元長浜城歴史博物館長で当会顧問でもあります太田浩司先生による対談を実施致しました。

解体ショーでは浜仏壇が釘を一本も使わずに組み立てられている様をご覧いただき、和泉壇の精緻な技を体感いただけたことと思います。また、對馬さんと太田さんの対談では湖北地方の特色である「神仏と人びとの距離感・まるで友達感覚」という、思わずうなずかされる温かいトークが交わされました。

また、2日目は当会顧問・宮川弘久先生による仏壇研究の講演会に引き続き、前日に続いて太田浩司顧問と、当会代表理事・関谷光洋による対談が行われました。

宮川先生は高校教諭のかたわら、長年にわたる長浜仏壇や地域の歴史を研究されてこられました。今回はその膨大な研究の中から和泉壇と浜壇の特色について資料を交えて講義いただきました。続く太田さんと関谷代表理事の対談では前日以上の「仏壇愛」あふれる熱いトークが繰り広げられました。

設立1年目にしてこのようなシンポジウムを開催できましたこと、また多くのご参加をいただきましたことを励みとして、今後も浜壇の魅力を伝えて行けるよう努力いたします。よろしくお願い申し上げます。

--2021/6/20

当日の会場の様子
仏壇解体ショーの様子
シンポジウムの様子(初日)

藤岡和泉展が長浜市長浜城歴史博物館で開催されます(2021年)

〜コラボ企画として当「浜壇保存会」もシンポジウムを併催〜

来る2021年6月12日より7月31日まで、長浜市長浜城歴史博物館にて「浜壇」生みの親・藤岡和泉の展覧会が開催されます。サブタイトルにもありますように「ユネスコ無形文化遺産・長浜曳山祭を造った大工の全て」が公開されます。

なお期間中、当・浜壇保存会もシンポジウムを開催いたします。

タイトルは「湖北の信仰文化と浜仏壇」です。

浜壇の解体実演や、観音ガール・對馬佳菜子さん、長浜城歴史博物館長の太田浩司先生、当会理事長の関谷光洋による対談トークが行われます。ぜひご来場ください。

会場はいずれも「曳山博物館伝承スタジオ」です。

詳しくは浜壇保存会(☎0749-64-0181)までお問い合わせください

--2021/6/19